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未来をつくるキャリアストーリー

新日本電工では、一つの拠点だけでなく、日本中の拠点で新たな領域へと挑戦することができます。 それは、今までの経験を力に、新たな技術に携われたり、より多くの知識と経験を積むことができる大きなチャンスへとつながっています。 そんな挑戦の道を歩み続けている2名の社員のキャリアストーリーを紹介します。

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CAREER STORY

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キャリアストーリー

S.S

鹿島工場製造部技術課・マネジャー/ 2010年度入社/工学資源学研究科 材料工学専攻

大学院では磁性材料や磁気計測を研究。入社後は鹿島工場、徳島工場配属のほか、マレーシアでの2年間の海外生活を経験

START
2008年
工学資源学研究科
01
鹿島工場の熱気に心打たれた
大学院時代は材料工学を専攻し、磁性材料や磁気計測の研究をしていました。就職活動では専門分野にとらわれずに幅広い業種を見ており、材料メーカーの一つとして興味を持ったのが当社(当時は中央電気工業株式会社)でした。鹿島工場の見学をしたとき、メタルの出湯の様子を見て、その眩しさや熱気に圧倒され、こんなところで働いてみたいと思うようになりました。面接をしてくれた工場長が気さくな方で、あたたかい社風を感じられたのも、入社の決め手になりました
2010年 初期配属
鹿島工場製造部合金鉄課
02
炉の安定稼働で高炭素フェロマンガン製造を支える
鹿島工場合金鉄課に配属になり、主力製品である高炭素フェロマンガンの生産性向上やコスト低減のための技術開発、新たな設備の導入検討を手がけていました。電気炉が安定稼働をし続けるには、さまざまな調整が必要です。最初は分からないことだらけでしたが、上司や先輩、現場の作業長に一から教えてもらいながら課題解決に取り組み、入社2年目の2011年度には、生産量で新記録を達成することができました。
2018年 異動
徳島工場製造部合金鉄課・マネジャー
03
新たな製品や製造工程に触れ、技術者として知見が広がる
フェロマンガンの製造体制を徳島工場に一本化することになり、異動となりました。当初は鹿島工場と同じ品種である高炭素フェロマンガンの製造に携わりましたが、炉のデザインやその他設備の違いにより操業の手順や調整の仕方が異なり、新たに覚えることも多くありました。その後、鹿島工場にはない焼結工程や低炭素フェロマンガン(SLP)製造にも携わることができ、合金鉄の技術者として、さらに知識を深め、経験を重ねることができました。 工場が変われば、仕事の進め方も変わってきます。徳島工場には、そこで最適化されている方法があるので、鹿島工場でのやり方に固執していては学びが得られません。周りに積極的に質問し、教えてもらいながら慣れていくことを心がけ、技術者としての成長を実感することができました。
TOPIC

ピンチのときこそ、チームで困難を乗り越える

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、鹿嶋市に震度6弱の揺れをもたらしました。鹿島工場も操業停止を余儀なくされましたが、すぐに現場に集まり、地震によって何が止まりどうすれば再開できるのか、原因追究から解決策の選定までスピーディに進めていきました。わずか数週間で操業を再開させたときには、当社の技術力の高さと、困難を乗り越える底力に感動しました。
2022年 出向
海外事業管理部・マネジャー
04
マレーシアで若手技術者への指導に奮闘
マレーシアにある、合金鉄製造を手掛ける関連会社Pertama Ferroalloys Sdn. Bhd.に約2年間、出向しました。現地ではテクニカルサポートマネジャーとして、若手技術者への技術指導を中心に操業改善や安全活動、品質向上のマネジメントなどを担当。鹿島工場や徳島工場で培ってきた経験を生かし、コスト改善策の提案にもつなげました。どう伝えると分かりやすいのか、英語でのコミュニケーションに苦労しながらも、濃密な2年間を過ごさせてもらいました。出向前は、言葉や文化の違い、生活環境の変化に対して不安もあったのですが、現地スタッフのあたたかさや、同じように出向した日本人メンバーとの協力体制、会社からのサポートもあり、快適な海外生活となりました。
現在
鹿島工場製造部技術課・マネジャー
05
焼却灰溶融炉の安定操業やコスト改善に努める
合金鉄の仕事と同じ、炉に関連した職種として、現在は焼却灰溶融炉全般の技術統括や予算作成、安全活動の推進などを担っています。焼却灰の資源化を実際に行う部門であり、営業部、業務部、総務部、工務部といったあらゆる部門との綿密な連携が欠かせません。同業他社との技術交流など、社外の人とも積極的に情報を交換し合っています。 操業技術の成果が製造コストに直接影響するため、どれくらい事業貢献できたのか、結果が目に見えやすいのがこの仕事の特徴です。お客様と直接やりとりすることは少ないですが、経営層や現場の方から労いの言葉をもらえるのがうれしいです。

NEXT CAREER

培ってきた炉の操業技術で成長事業に貢献したい
これまで合金鉄炉の操業技術者として、ダイナミックな迫力がありながら、繊細な調整が求められる業務を担ってきました。現在所属する焼却灰資源化事業は成長分野であり、2024年時点の年間処理能力13万トン体制を2030年までに22万トン体制にするという大きな目標があります。その達成に向けて、これまでのキャリアで培ってきた知識や経験を、焼却灰溶融炉でも活かしていきたいです。そして、自分が持っているノウハウを若手の技術者に伝えていくことも、マネジャーとしての使命だと考えています。
MESSAGE
研究で得た知識は必ず生きてくる
当社は合金鉄事業だけでなく、機能材料事業、焼却灰資源化事業、アクアソリューション事業、電力事業の5つのコア事業があり、多様な人材を求めています。自分の専攻や研究領域と、業務分野が合致していないように見えたとしても、論理的に考える力、課題を見つける力など、研究を通じて得たスキルはどこかで必ず生きてきます。幅広い事業展開により、入社後に活躍できる職場をきっと見つけられるはず。ぜひ、一緒に働いてみませんか。

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CAREER STORY

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キャリアストーリー

T.H

経営企画部・経営企画課・マネジャー/2015年度入社/スポーツ科学部

学生時代はスポーツ政策を学ぶ。ものづくりの上流に携わりたいと入社を決め、原料調達、工場での原料管理を経験

START
2011年 学生時代
スポーツ科学部
01
ものづくりの上流工程に携わりたかった
大学の専攻はスポーツ政策でした。せっかく大学に行くのなら好きなことを学ぼうと、国や行政によるスポーツ振興、スポーツイベント興行を対象に研究していました。 一方で、就職活動ではまったく別の領域として石油関連業界や製造業を中心に見ており、上流のものづくりに携われる会社を探していました。当社に興味を引かれたのは、海外の天然資源に権益を持っている珍しい会社だったから。面接で出会う社員がみんな優しく、穏やかな人たちばかりだったのも、入社の決め手になりました。
2015年 初期配属
購買部
02
原料調達から事業の流れを理解する
入社後に配属されたのは資材調達・購買の部署でした。1年目は機能材料にかかわる原料を扱い、2年目からは合金鉄の原料を担当。製造業のビジネスには“原材料を買って、商品を作って、売る”という一連の流れがあり、その中でも上流工程である「調達」に携われたことで、事業の仕組みを深く理解することができました。
2018年 異動
工場
03
自ら希望し、工場配属でものづくりを学ぶ
約3年の資材調達業務を経て、工場に異動になりました。購買部が仕入れた原料の管理業務を担当し、かつて自分が購入していたものが工場でどう扱われているのかを知ることができました。ものづくりを進める工場側には「この原料がもっと多く必要」「この時期には納品しておいてほしい」といった要望があります。しかし、購買部からすれば物理的に難しいことも少なくありません。経験上、購買部の状況がわかるからこそ「これは難しいと思いますが、ここまではお願いできますか」などと伝え、お互いの妥協点を探りながらコミュニケーションを取ることを心がけました。
CAREER EVENT

工場で培った人脈に支えられている

工場への異動は、自ら手を挙げ、希望を叶えてもらいました。製造業に身を置く以上は、工場のものづくりの様子を知ることが大事だと考えていたからです。工場で働く人達との人脈を築けたことで、その後職種が変わっても、気軽に相談できるようになりました。
2021年 異動
人事部
04
働く社員ファーストの企業姿勢を知った
本社の人事部に異動になり、給与計算や勤怠管理など労務関連業務を担当しました。ものづくりの現場から、バックオフィス部門に移ったことで、会社がどれだけ社員のことを考えて制度を設計しているのか、福利厚生を整えているのかなど、“経営者目線”を意識するようになりました。会社側の視点に立てば、福利厚生を充実させればさせるほどコストはかかります。それでも、常に社員の働きやすさを優先し、必要な投資は惜しまない。待遇面などを見ても、「社員に優しい、いい会社だな」と思うようになりました。
現在
経営企画部・経営企画課・マネジャー
05
全事業横断で、会社の経営方針に携わる
2024年6月より経営企画部に異動し、中期経営計画の作成や経営資源の活用検討、新規事業創出を目的とした部署横断チームの事務局業務などを担当しています。会社の経営方針に関わる業務に携われており、責任の大きさとともにやりがいを感じています。 これまでの配属では合金鉄事業に関わることが多かったのですが、経営企画部では全事業を見ることができ、当社の事業領域の広さを改めて感じます。工場勤務を経てバックオフィス業務を担当し、経営者目線を必要とされる経営企画部へと、いいステップでキャリアを重ねられているなと思っています。

NEXT CAREER

どんな部署でも、事業成長につながる活躍を目指す
まずは経営企画部の業務に慣れ、経営指標など今まで勉強したことのない領域の知識を身に着けていきたいです。 もともと合金鉄事業からキャリアがスタートしているので、また現場で事業に携わりたいという思いもありますし、管理部門で会社全体を見ながらキャリアアップを目指すのもいいなと思っており、方針は定まっていません。ただ、当社をもっと大きな会社にしていきたいという思いは強く、どんな形であれ、事業成長に貢献できる存在でありたいです。
MESSAGE
異動があるから、自分に合う仕事を見つけられる
当社は、製造業の中でもBtoBのニッチな業界です。華やかさはないかもしれませんが、着実にキャリアを重ねて働き続けたい人には向いていると思います。2~3年ごとのジョブローテーションによって、自分にどんな仕事が合っているのかを経験を通じて見極めることができます。複数の部署を異動することで社内人脈が広がり、より働きやすい環境を自ら作ることもできるでしょう。 どの部署にも年の近い先輩がいて、わからないことも相談しやすい雰囲気があります。当社で働く社員はみんな穏やか。どんな質問にも優しく答えてくれる人ばかりなので、ぜひ安心して飛び込んできてください。

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