社員インタビュー

新日本電工で活躍する先輩社員の入社理由から仕事のやりがい、成長の実感、新日本電工の魅力、そして未来の目標までを紹介します。

CATEGORY

学生時代

大学院で物質科学を専攻。ゼミ活動以外では、所属していた水泳団体での練習に力を入れていた

1年目

徳島工場で合金鉄製造用の自製原料であるマンガン焼結鉱を担当。合金鉄の焼結工程を一から学ぶところからスタート

2年目

主力製品である高炭素フェロマンガン合金鉄の技術担当として、24時間稼働し続ける2号炉の操業を担った

NOW

現在

高級鋼に使用される低炭素フェロマンガンの担当となる。前担当の高炭素フェロマンガンとは製造方法が異なるため、心機一転、担当する班や設備の知識を基礎から学んでいる

入社の理由は?

就職活動ではBtoBビジネスを手掛ける企業を中心に見ていました。中でも興味を持っていたのは、私たちの生活を陰から支え、社会に広く必要とされる“素材”を提供する企業。素材はものづくりの根幹を支えており、その意味で社会貢献性が高い事業だなと思っていました。
当社の製品は社会の川上で多様な商材、領域に活かされています。主力事業である合金鉄事業のほかに、機能材料事業、焼却灰資源化事業、アクアソリューション事業、電力事業と複数の柱を持っており、入社後のキャリアの選択肢が広いところも、入社を決めた理由の一つでした。

仕事内容・仕事のやりがい

合金鉄部技術課で、当社の主力事業である合金鉄製品の製造を担当しています。日々、大事にしているのは社内外の関係者とのコミュニケーションです。工場内の原料管理や製品の後処理をしている業務課や、原料購買や製品営業を担当している本社営業部とは、原料不足に陥ったり、製品に異常品が混入したりしないように連携。原料運搬等を担当する工場内の協力会社とは、ともに効率的な操業を目指します。
工場は24時間体制で動いているので、トラブルが生じたとしても予定通りの製造量を担保できるような迅速な対応が欠かせません。リスクを予知して動けるように、設備状況を常に自分の目でチェックすることを心がけています。
また、扱う原料の性質が日ごとに変化するのも面白く、難しいところ。天然のものなので、日によってバサバサしていたりドロドロしていたり。その性質によって製造機械の設定を変えていく必要があるので、上司や先輩に相談しながら、少しずつ知識と経験を積み重ねています。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

入社3年目の2023年に、数年に一度の大規模な設備更新があり、技術課員としてメイン担当を任されました。数億円規模の工事を担うプレッシャーはありましたが、上司や先輩、サブ担当の方が念入りにフォローしてくれて、トラブルなく設備更新を進めることができました。他部署のスタッフや社外の施工業者とスムーズに連携するためには、事前に必要な情報を揃えるなど準備が大事なのだと学ぶことができました。

新日本電工のここが好き!

入社後は、10年目の先輩が教育担当者としてついてくれて、業務内外のさまざまな質問や相談に乗ってくれました。学生時代に学んだ分野と入社後に必要な専門領域が違っても、入社後研修やOJTで丁寧に教えてくれる環境があるので安心です。
働く環境の良さも、当社の魅力の一つ。徳島工場は、海と山に囲まれた自然豊かな立地にあり、心身のリフレッシュになります。通勤のストレスなく仕事に集中できるところが気に入っています。

今後の挑戦・キャリアについて

設備改造を検討するにあたって鉄鋼関連メーカーの設備を見学で伺うことも度々あり、そんなときは自分が作っている製品が製鉄業という大きな産業の一部として貢献できていることを実感します。今後も使用原料のさらなる多角化など検討すべき課題はたくさんあるので、技術担当として経験を重ね、スペシャリストとして戦力になっていきたいです。製品の安定生産、操業改善を通じて、安全で持続可能な製造体制を実現していきたいと考えています。

学生時代

学園祭の運営サークルに所属し、祭開催中の警備計画の作成と運営を担った。コロナ禍では感染対策を考慮した通行ルートの作成などで試行錯誤を重ねた

1年目

鹿島工場の焼却灰資源化営業部に配属される。事業PRのための展示会やイベント出展などを担当

NOW

2年目・現在

組織改編により、東京本社に異動。引き続き焼却灰資源化営業部で、既存顧客対応や展示会対応を担う

入社の理由は?

就職活動では、BtoCからBtoBまで幅広くメーカーを見ていました。自分がかかわったものがお客様に届くというのが、仕事としてイメージしやすかったのかもしれません。当社に興味を持ったのは、ワークライフバランスがとれるところや育休制度など福利厚生が充実しているところがいいなと思ったから。その後、ものづくりの現場を学ぶために入社1年目で工場配属になると知り、長いキャリアを見据えて人材育成を考えている点にも好感が持てました。実際に製品を売る立場になると、どんな人たちがどんな現場で製品を作っているのか肌身を通じて知っていることで、製品説明やPRにも説得力が増すと感じています。

仕事内容・仕事のやりがい

焼却灰資源化事業部は、ゴミを燃やしたあとに出てくる焼却灰や産業廃棄物のリサイクル事業を展開する部署です。私は営業として、自治体のクリーンセンター(ゴミ焼却施設)の職員の方や運搬会社の方とコミュニケーションをとりながら、廃棄物の資源循環を進めています。
焼却灰の資源化という考え方自体を広げるための、定期的な展示会やイベントへの出展も主な業務の一つ。新規顧客の獲得のほかに、一般の方に会社や事業を知ってもらうことも大切なミッションとしています。来場者の方が私の説明に興味を持って耳を傾けてくれたときは、「準備してきてよかった!」とうれしくなります。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

1年目の鹿島工場勤務時、周辺地域への事業理解を広げる活動の一環で、一般向けの展示会に出展したことがありました。そこで、校外学習の子どもたちに向けた説明を担当することになり、ゴミのリサイクルの仕組みなどについて資料を作成。仕事を通じて得た知識のほかに、大学時代の塾講師のアルバイト経験や、サークルで資料を作った経験などを総動員して準備し、当日は子どもたちからたくさんの質問をもらうことができました。誰に向けてどう伝えるかを考え、実践できたことで、大きな自信を得られたと思っています。

新日本電工のここが好き!

テレワークやフレックス制度などが充実していて、プライベートを大切にしながら働けています。鹿島工場では、仕事終わりに社員のみんなで地域の体育館に集まりバレーボールを楽しんでいました。学生まで東京で実家暮らしだったので、茨城県鹿嶋市での生活はすべてが新鮮でした。工場で働く皆さんと仲良くなれたことも貴重な財産になりました。
女性の働きやすさを考慮して婦人科系健診の補助や生理休暇もあり、取得しやすい環境が整っているのも、当社のいいところだなと感じています。

今後の挑戦・キャリアについて

会社が幅広い事業を展開しているので、焼却灰資源化事業以外も経験してみたいですし、社内に向いたコーポレート部門の仕事にも興味があります。当社はジョブローテーションでさまざまな仕事を経験できるので、自分では気づかなかった強みが引き出されたり、自分に合った職務に巡り会えたりと、いろんな可能性が広がっていると感じます。キャリアの選択肢を狭めずに、新しい領域も面白がって学んでいきたいなと思っています。

学生時代

大学では理工学科で化学を専攻。研究室では毎日10時間以上、触媒づくりの実験や報告書の作成、論文購読に追われる多忙な日々を送った

1年目

1ヶ月間の研修を経て工務技術課に配属になる。基本用語すらわからない知識ゼロからのスタート。OJTを通じて工場内設備について学んでいった

NOW

現在

設備についての知見も増え、突発的な設備トラブルにも迅速に対応できるようになった

入社の理由は?

就職活動では、「世の中の暮らしを支える素材メーカーで働きたい」と考え、企業研究を進めていました。当社を知ったのは、たまたま研究室の廊下に置いてあったパンフレットを目にしたから。「合金鉄日本シェアNo.1」というコピーに惹かれ調べていくと、素材メーカーとしてだけではなく、さまざまな事業を展開していることがわかりました。会社としての成長性を感じましたし、地元の香川県から近い徳島に主力工場がある点にも親近感があり、入社を決めました。

仕事内容・仕事のやりがい

入社以来、工務部工務技術課に所属し、徳島工場の設備の修理など、設備投資を進めています。年間で担当する案件は20~30件ほど。工場内はエリアごとに管轄する部門が異なるので、設備修理の起案部門もさまざまです。各部門の工事内容のニーズをヒアリングし、設計した図面を用いて業者の方に現場で説明を行い、見積書を取得します。工場長や起案部門の部長に決裁をもらい、工事が始まれば、安全管理や進捗管理を徹底。複雑な設備投資案件を完遂させ、現場で順調に稼働している様子を見ると、安堵感と達成感がこみ上げてきます。私の仕事によって、現場の安全性や作業効率が上がったかなと少し誇らしい気持ちになります。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

入社2年目のときに、数億円規模の大規模な設備投資案件を担当しました。電気炉の内壁である耐火物を新しいものに変えるというもので、3カ月の長い工事期間中の工程管理、安全管理に注力しました。もし工事の遅れにより1日でも稼働日が後ろ倒しになると、製造予定が崩れ、売上にも多大な影響が生じます。工程通りに進めなくてはいけないというプレッシャーの中、最後まで工事をやり遂げたときには、大きな成長を感じました。
工場ではさまざまな設備トラブルが起こりますが、自ら原因と対策を考え、製造部門や業者の方と連携を取り、スピーディーに解決につなげられたときにも、成長実感がありますね。

新日本電工のここが好き!

入社当初は、設備について何もわからず質問ばかりの日々。でも、周りの先輩たちは嫌な顔を一切せず、親身になって教えてくれる人たちばかりでした。気兼ねなく相談できるアットホームな雰囲気は、当社の良さだと感じています。
研修制度も充実しており、配属直後の半年間の研修では製造工程の基礎知識や設備の仕組みや原理原則をマクロ的に学び、現場研修では作業員が実際にどう動かしているのかをミクロ的に学ぶことができます。3年目の今も平均して月に1~2回は研修があり、学び続けられる環境が整っています。また、外部研修に自主的に参加でき、上司も快く承認してくれるので、専門外の分野に配属になっても安心して知識をつけていくことができます。

今後の挑戦・キャリアについて

大きな案件をこなす先輩たちがカッコよくて、自分もいつかは、プラント新設などの大型プロジェクトの立役者になりたいと思っています。時機が来たときには、プロジェクトメンバーに選ばれ、必要とされる存在でいたい。そのために、今から着実に知識と技術を習得していき、設備の流れを理解して設計できるよう、学び続けていきたいです。

学生時代

大学院では理学部で分析化学を専攻。研究開発に力を入れ、仮説に基づいて実験を計画し目的物を得ることにやりがいを感じていた

1年目

徳島工場(酸化ホウ素工場)の機能材料部に配属。工場の安定操業とコスト低減を目指しながら、在庫管理も担当していた

2年目

妙高工場・妙高研究部に異動。市場ニーズに基づき、コンセプト立案・実験・データ収集・分析・解析・検証などにより新製品の開発や既存製品の改良を手掛ける

NOW

現在

研究部が徳島に移転。顧客や営業からヒアリングした内容に沿って新製品を開発し、サンプルを顧客に評価してもらい改良を続けている

入社の理由は?

当社を知ったきっかけは、大学で行われた合同企業説明会でした。研究開発の内容を聞き、新材料開発に積極的に取り組む会社の姿勢に興味を抱きました。高知の大学院に通っていたので、「隣の徳島県にこんな会社があるんだ!」と驚いたことを覚えています。研究所を訪問したいと直接お願いしたところ、丁寧に個別対応してくれ、社員の皆さんの親しみやすい雰囲気にも惹かれました。研究所は設備も充実しており、研究開発を大事にしているところも、入社の決め手になりました。

仕事内容・仕事のやりがい

徳島の研究所で、電池に使う新規材料の開発や既存製品の改良を行っています。営業やお客様から直接どんな原材料が求められているかをヒアリングし、それを踏まえて研究開発テーマを検討します。実験によるデータ収集や、分析・解析の結果、サンプル(試作品)をお客様に提案。フィードバックをいただき、改良を続けていきます。
お客様に技術的な説明をさせていただくことも多く、試作に対する評価の生の声をいただけるのがうれしいです。「開発してもらった材料で改良された電池を作れた」など、手掛けた材料が実際にお客様で効果が出たという報告は、次の仕事へのモチベーションにつながります。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

当社では、研究開発品をお客様に直接プレゼンしたり、開発の進捗を社長に説明したりと、アウトプットの機会が多くあります。また、1年に一度「試験研究報告会」があり、研究開発のメンバーは東京本社に集まり、社長や役員、工場長などの前で研究成果を発表します。結論から端的に話すなど、相手の立場に立って“わかりやすく伝える力”は日々鍛えられていると感じています。

新日本電工のここが好き!

研究所のメンバーは約50人。小規模な組織で、役職にかかわらずフラットに話しやすい雰囲気があります。チーム長やグループ長はもちろん、その上の部長にも直接相談することも多く、どんな市場ニーズに対してどのような商材を作っていくべきか、研究開発の方向性などについて、よく意見をもらっています。
働く環境面では、研究所から徒歩10分の場所に社宅があり、通勤にストレスがありません。住居費の不安なく過ごせるなど福利厚生が充実しているのは、長く働く環境として大事だなと思っています。

今後の挑戦・キャリアについて

研究開発は、特許を出願してお客様の要望に応え、さらに量産体制を構築できれば、新製品の実現につなげることができます。私はまだ量産まで持っていくことができていませんが、研究をやらせてもらっている限りは、常に事業化を目指していきたい。事業成長に貢献できるような開発を手掛けることが、目標の一つです。
社内には2名の技術顧問のほかに、専門的なスキルを持った先輩や中途入社の方など、技術について相談できる人が幅広くいます。学生時代に学んできたことと研究分野が違ったとしても、入社後にさまざまな外部セミナーに参加することもできます。学ぶ姿勢さえあれば、新しい知識を身につけながら仕事を楽しめるはずです。

学生時代

有機化学分野を専攻し、新規材料の研究開発に没頭。先生や同じ研究室の仲間と過ごした時間は人生の財産になっている

1年目

配属された妙高工場 製造部は研究開発とは違う専門外の領域だったが、大学で学んできた論理的思考力や自分の考えを相手に伝える力が役立った

3年目

先輩が異動することになり、「MH課は任せる」とバトンを渡された。目標設定から任されるようになり、成長を実感

NOW

現在

2024年4月にマネジャーに昇格。新規事業開拓に向けたベンチャー連携検討チームの一員としても活動するなど、管轄範囲が広がっている

入社の理由は?

学生時代に新規材料を研究していたこともあり、材料分野を中心に就職活動を行っていました。中でも当社は、面接で出会う社員が皆あたたかく接してくれたのが印象的でした。面接では自分が培ってきた経験やスキル、強みについて控えめに話していたのですが、「もっと自信を持って!」と言ってくれて、私を丸ごと肯定してくれたような安心感がありました。人の成長を大事に思う会社なんだろうなと感じ、ここで自分を高めていこうと入社を決めました。

仕事内容・仕事のやりがい

水素吸蔵合金を扱う製造部MH課で、生産管理と改善活動を担っています。生産管理では生産に関するあらゆる計画を作成し、工程での突発的なトラブルにも対応します。改善活動では、生産性向上やコスト削減を目指した改善策立案と推進を行います。営業や品質保証、設備などの社内部門に加えて、製品を供給しているお客様、部材メーカーといった社外の関係者も多くいます。多方面へのこまめな情報共有など、丁寧なコミュニケーションが、円滑な業務を支えています。
当社で働く魅力の一つが、裁量権の大きさです。担当製品の原料購入から製造、販売までかかわることができ、誰よりも製造に詳しくなることで周囲から信頼される存在となっていけますし、それがやりがいにつながっています。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

入社3年目に、先輩の異動を機に“後任”としてバトンを渡され、目標設定から改善策の完遂まで一気通貫で任されるようになりました。製造工程の変更による作業時間の短縮など、自ら考えた改善活動を終えたときには、大きな達成感があります。中でも印象深いのは、生産する品種をより安価なものに切り替えるという、1年にわたる長期プロジェクトを任されたこと。計画から工程での管理、お客様の要望のすり合わせや状況説明、確認まで滞りなく進められたときは、成長を実感できましたし、業務に対する理解も深まりました。

新日本電工のここが好き!

若手にどんどん裁量を与える社風は、人の成長を大事にする当社らしさだなと感じています。また、ベンチャー連携検討などの新規事業開拓に力を入れている点も、チャレンジングで面白いです。私自身、ベンチャー連携検討チームの一員としてベンチャー企業の方々とお話しする場が増えています。事業分野の拡大を考える上で、経営的な見識が得られる機会になっており、今後のキャリアにぜひ活かしていきたいです。

今後の挑戦・キャリアについて

もっともっと知識と経験を深めて仕事の効率を上げ、工場全体の改善や新事業の確立に挑戦していきたいです。業務効率が高まれば、その分時間ができプライベートとのバランスもよくなります。今後、結婚や子育てなどさまざまなライフイベントが訪れたときに、自分と家族の時間を大事にできるような働き方をしていきたい。当社にはテレワークやフレックスタイム制など、自分らしい働き方が実現できるよう制度が充実しているので、必要に応じて活用していきたいと思っています。

学生時代

国際政治学などに興味を持っていたので、法学部に進学。英米法を学ぶ。就活では日本の強みである「ものづくり」に絞って企業を見ていた

入社時

徳島工場での1ヶ月間の研修を経て、富山工場(高岡地区)に配属される。初めての一人暮らしで右も左も分からないなか、社会人生活がスタート

NOW

1年目・現在

富山工場でリチウムイオン電池の原料管理や、製品の出荷業務を担当。毎日の安定稼働を支えている

入社の理由は?

就職活動では、製造業を中心に企業を見ていました。日本の強みであるものづくりに携わりたくて、私たちの生活の基盤を支える仕事に就きたいと考えました。当社の合金鉄事業や機能材料事業では、電子部品やガラス、自動車など幅広い製品の原料を扱っています。日々触れているものの素材に携わる仕事は、知られざるところで生活に貢献できる仕事だなと、魅力を感じました。また、面接で出会った社員の皆さんが、私の話を丁寧に聞いてくれ、内面を見て判断しようという思いを感じました。入社後も優しく教えてくれる方ばかりで、当時の印象は間違っていなかったと思っています。

仕事内容・仕事のやりがい

富山工場(高岡地区)で、リチウムイオン電池に使う原料(正極材)の管理を行っています。原料メーカーから原料を受け入れ、品質管理を経て、電池メーカーに製品を出荷するまでが私の担当領域。工場では、機械の稼働に何らかの不備が生じたり、一定の品質基準を満たさない廃棄品が出てしまったりと、突発的なトラブルが少なからず発生します。できるだけ早くトラブルの原因を突き止め、通常稼働の状態に戻すためにも、日々の管理状況について部署のメンバーとの情報共有を大切にしています。

仕事を通して
成長したと思ったことは?

文系出身の私にとって、当社の事業はまったく未知の領域でした。原料に関する知識もゼロベースでしたが、入社後1ヶ月間の研修で事業や扱う原料などについてしっかり学ぶことができ、業務のイメージを持つことができました。同期8人とともに学んだ時間は濃厚で、心強い仲間ができたことも、研修で得た大きな糧になっています。
工場では、配属当初と比べてトラブル対応力が身についたなと感じています。落ち着いて対処し通常通りの安定稼働に戻せたときは、ほっとするとともに、自分なりの成長を感じてうれしくなります。

新日本電工のここが好き!

分からないことがあれば、上司や先輩にすぐ質問でき教えてもらえる環境があります。部署を問わず、困っていたら声をかけてくれたり、さりげなくフォローしてくれたりする人が多くて、心優しい人が集まっている会社だなと感じます。
上司とは定期的な面談があり、期初には1年間の目標設定面談、半年後、1年後には振り返り面談が設定されています。仕事での悩みやこれからのキャリアについて相談することもできて、一人ひとりを見てくれている安心感があります。

今後の挑戦・キャリアについて

まずは工場内で一人前になることが目標です。製品の仕組みをもっと理解し、社外の取引先の方ともやりとりができるようになりたい。そして、トラブルが起きても何をどう改善すべきか瞬時に判断して動けるような、マルチタスクをこなせる人材になりたいです。
工場である程度経験を積んだ後は、営業やコーポレート部門での業務にも興味があります。当社はジョブローテーションで複数職種を経験できるので、業務を通じて、自分は何が得意で向いているのか、どんな環境で最も力を発揮できるのかを見極めることができます。その上で、これからのキャリアを考えていきたいです。